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弊社では、襖（ふすま）や障子（しょうじ）も回収処分します。
※これらは建物の一部ですので、通常、回収することはほとんどありませんが、張替え、老朽化に伴う建物の建て直しや解体などが行われる場合に回収処分することはあります。
ご存知のように、襖や障子というのは、日本独自の建築様式において作られてきたものです。明治時代から昭和初期にかけて活躍した思想家・河上肇によると、この襖や障子の造りこそが日本独自の生活環境の中で育まれてきた”共同主義”であるとのこと。この”共同主義”とは、部屋への出入口を障子で囲むことで、家族、住人の一人一人の出入りが自由（または簡単）であることです。家族の中でも一人一人の個性が尊重されるという、平成の現代の日本では、一軒家でもマンションでも、一人一人の部屋の出入りにはドアが取り付けられてあることが多く、いまどき障子というのは珍しい部類に入るのではないでしょうか。
