こんにちは。
すっかり初夏を思わせるような季節になってまいりました。
梅雨入りの前にゴミの処分も小まめにやっておきたいところではないでしょうか。
ところで、お客様より回収した後の不要品は、解体して処分する物と、原形のまま処分する物に分けます。解体する物については、構造と材質により解体の方法が異なってきますが、作業の大半が、(ネジ等を)外したり、剥がしたり、切ったりしてそれぞれ分別します。
それらの作業ではドライバーやカッター等の道具を使います。道具はもちろん用途によって使い分けますが、作業の効率を上げるために試行錯誤によって本来の方法とは違う方法を見出し、工夫して行うこともあります。
たとえば、マイナスドライバーです。本来はマイナスのネジを外す際に使いますが、古い木製家具等を除くと、使うケースは稀です。
そこで、ある不要品を解体する際に試しに使ってみました。それまで、その不要品を解体する作業ではカッターで地道に切っていたのですが、マイナスドライバーの尖端で対象物を引っ張り出す方法に替えると、これがなかなかやり易く、より効率の良いことがわかったのです。
※弊社内の情報のため、具体的な内容を控えさせていただきました。
ところで、ことわざに“弘法筆を選ばず”という言葉があります。
故事ことわざ辞典のサイトによると、次のように書かれてあります。
その道の名人や達人と呼ばれるような人は、道具や材料のことをとやかく言わず、見事に使いこなすということ。下手な者が道具や材料のせいにするのを戒めた言葉。
(故事ことわざ辞典のサイトより引用)
道具を使いこなすのはもちろんですが、一朝一夕とはいかないものの、この言葉にあるように自分自身の下手な理由を道具や材料のせいにすることなく、名人や達人と呼ばれるような人々に一歩でも二歩でも近づきたいものですね。