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弊社では、産業廃棄物の処理において産業廃棄物管理票(マニフェスト)で運用しております。
このマニフェストE票(※1)により、産業廃棄物の最終処分の終了確認を行っております。※2
※1:産業廃棄物管理票(マニフェスト)は、次のA票~E票の、計7枚に及ぶ伝票で管理、運用されています。
A票……排出事業者の控え
B1票…収集運搬業者の控え
B2票…収集運搬終了報告用
C1票…処分業者の控え
C2票…処分終了報告用(収集運搬業者の控え)
D票……処分終了報告用(排出事業者の控え)
E票……最終処分終了報告用
※2:産業廃棄物の処理については、廃棄物処理法にもとづいて分別、運搬、廃棄処分を行っております。上の写真のマニフェストでは、廃プラスチック(略称:廃プラ)の処分の例です。
環境省の統計によると、産業廃棄物の国内全体の排出量は年間で約4億トンだそうです。
弊社においては、処分量の比率の高い廃棄物として、特に廃プラスチック類(※3)、木屑が挙げられますが、それらの廃棄物は国内の排出量全体から見ると、わずか1.5%~1.6%にすぎません。それでも、排出量に換算すると560万~630万トンにもなりますので、いかに膨大な量の廃棄物が排出され、処理されているのか、改めて驚いてしまいます。
※3:弊社では、布団や洋服の素材として作られているナイロン、ポリエステルなどの合成繊維屑、ペットボトルや発砲スチロール等が該当します。これらは再処理により製品の原料や燃料として再利用されます。
[参考文献]
1.誰でもわかる!! 日本の産業廃棄物(改訂5版) 公益財団法人 産業廃棄物処理事業振興財団
大成出版社
2.産廃処理の実務がわかる本 (株)ユニバース著
日本実業出版社
3.トラブルを防ぐ 産廃処理担当者の実務 (株)ユニバース著
日本実業出版社