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先日、11月24日朝、東京で雪が降りました。11月下旬とはいえ、例年よりも早い真冬並みの寒さでした。ちなみに、11月に東京都心で雪が降るのは54年ぶりなんだそうです。
54年前というと、1962年(昭和37年)。
日本で初めて開催された、東京オリンピックの2年前の年(昭和39年)であり、ちょうど高度経済成長の時代に突入した頃の時代でした。当時、この東京オリンピックの開催された年までオリンピック景気と呼ばれ、日本は欧米と並ぶ先進国の仲間入りを果たしたわけです。
その一方、経済の急激な成長に伴って発生した問題があります。それは環境破壊や公害、そして、ゴミの処理の問題です。
ゴミの処理について生ゴミを例に挙げてみましょう。
昭和30年代前半の頃まで、生ゴミは回収された後、そのほとんどが農村に運ばれ、野菜の貴重な肥料として利用されてきました。それが、化学肥料にとって代わられ、効率と引き換えに土壌への影響、周囲の植物への影響が出てきました。
こういったことを考えてみると、処分にやっかいな生ゴミでも、昔はうまい具合にリサイクルできていたわけです。それでも、ハイテクの現在、生ゴミを処理するための機械があります。生ゴミ処理機です。しかし、高価なことが難点。
そこで、お金をかけずに、なおかつ、なるべく処分しやすいように生ゴミを処分したい場合、いろいろな処分の方法が他にあるのですが、中でもおすすめなのが、酢を使って生ゴミの悪臭を抑える方法です。
※ミツカンなどの食用酢です。
まず、酢をコップなどの容器に適量注ぎ、水で2倍くらいに薄めます。そして、この薄めた酢をキッチンペーパーに染み込ませます。このキッチンペーパーで生ゴミを包む、或いは、ゴミ袋に生ゴミを詰める前に、ゴミ袋の底にこのキッチンペーパーを入れておき、生ゴミを包むことで嫌な臭いを抑えることができます。
酢は弱酸性で殺菌の作用もあるそうです。生ゴミの臭みの元は腐った食品の中の微生物が影響しているのですが、これを酢の殺菌作用で臭みの元を断つわけですね。
皆様も生ゴミを処分する際に、お試しになってはいかがでしょうか。