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粗大ゴミ回収東京川崎相談所 -お知らせ-

指さし確認

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ご不用の品物が多い場合、或いは、作業の手順が複雑な場合、私はそれぞれチェックの手段として「指さし確認」を行うことがあります。一つ一つの品物の回収の要否、搬出、トラックへの積載、各プロセスにおいて、対象物に対する目視による確認を兼ねてのチェックです。これを実施することで少なくとも単純なミスはほとんど防ぐことができます。加えて、心理的に安心感が得られるというメリットもありますね。

「指さし確認」は、業界、或いは業種によって呼び方が多少異なりますが、たとえば、JR、私鉄の駅員や運転士、或いはバスの運転士の行う出発進行時の安全確認「指差喚呼(しさかんこ)」というのがあります。「右よし!、左よし!」といったように声を出して、安全の確認を行うわけですが、私の場合、わざわざ自己チェックのために「○○よし!□□よし!」と声を出すことはほとんどしませんが…。

ところで、この「指さし確認」に限らず、何か重大な問題を指摘するような時などに使う人差し指というのは、人間の5本の指の中でも、もっとも機敏に動く感覚器官です。そのため、ジェスチャーとして表現するうえで、もっとも便利な指でもあります。だからこそ、気をつけなければいけないことがあるのもまた事実です。特に、人や人の所有物、家畜に対して指さすことが無礼と認識している人や、そういった人々の文化、社会や国ではタブー視されます。ギリシャでは他人の羊を指さすだけで、その羊の患った病の責任を問われることがあるようですが、同様に日本においても他人の所有物に対して安易に指さすだけでも怒り出す人もいるでしょう。気をつけたいものです。

ちなみに、ご不用の品物(不用品)に関しては、指さし確認を行う場合、お客様の「所有物」から「処分の対象物」への移行のプロセスにおける、その作業の一環として行うものです。ご理解の程をお願いいたします。