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粗大ゴミ回収東京川崎相談所 -お知らせ-

【2018年】年頭の挨拶

明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、本年の干支は犬です。
犬といえば、”犬も歩けば棒に当たる”という有名なことわざがあります。この意味には、二つあって、一つは「でしゃばると思わぬ災難にあうという戒め」であり、もう一つの意味は「じっとしていないで、何でもいいからやってみれば思わぬ幸運にあうことのたとえ」です。

犬好きの人も犬嫌いの人もお分かりのように、善かれ悪しかれ犬というのは猫やその他の動物と比べてみても大変敏捷であり、行動的で賢い生き物です。
人として、あらかじめ予想できるようなミスは回避しなくてはいけませんが、冒頭のことわざにもあるように、「何でもいいからやってみる」、つまりチャレンジしてみることが大事ではないかと思います。そして、年々、歳を重ねるたびに、つくづく感じさせる体力の低下はあるものの、犬のような敏捷性と行動力で若さをカバーできるようしたいものです。
ところで、弊社の社名の中にもある、”サービス”という言葉は、現代の日本人ならば誰でも知っていて、日常、当たり前のように使われる言葉ですが、その意味と用例には意外とさまざまあります。また、その語源と解釈、ニュアンスの違いがあります。
まず代表的な意味の一つには、人のために尽くすという、いわゆる「奉仕」という意味です。商売においてはお客様に「値引きする」「おまけをつける」といった意味もあります。「労働」そのものを言う場合もありますね。

また、その一方で、たとえば、メールサービスというのがあります。こちらのサービスとは、機能を提供することによって利用者に満足してもらうためのものという意味があります。前者の意味するところの中心があくまでも「人」であるのに対し、後者は「機械」や「機能」が中心となっているところに違いがあります。

では、もともとの”サービス(service)”という言葉の、英単語の語源の観点から調べてみると、ラテン語の「servus」(奴隷)という単語に至ります。これを語源とする単語には、他に召使い(servant)があります。

ネガティブに歪んだ解釈をすると、”サービス”に関わる人というのは奴隷や召使いということになってしまいますが、それぞれの言葉、単語の生まれた時代的背景と価値観、思想といったものが影響しています。たしかに聖書には禁断の実を食べた罪として、男には「労働の苦しみ」が説かれてあります。けれども、時代を経るに従い、言葉も文化もそれぞれ変化と進化を繰り返し、現代では”サービス”そのものが日本語の「奉仕」、さらに「おもてなし」の意味を含むようになっています。「おもてなし」といえば、去る2013年の国際オリンピック委員会のIOC総会で、滝川クリステルが発言したことで世界に広まった言葉ですが、人様に「もてなす」ことで心地よくするという本来の意味があります。無私の心で力を尽くすとはいえ、単なる、苦労の伴う労働というのではなく、援助の手を差し伸べ、それが人様に対する良い影響となり喜びにつながるということですね。

「おもてなし」は2013年の流行語の一つでしたが、昨年2017年の流行語の一つに、忖度(そんたく)がありました。
品格の高さを思わせる日本語の一つですが、もともとは古代中国で使われていた言葉で、古い用例では次の漢文の中にあります。

他人有心、予忖度之。
書き下し文 : 他人心有り、予(われ)之(これ)を忖度す。
現代語訳 : 他の人に(よこしまな)心があれば、私はそれを推しはかる。

良い意味でも悪い意味でも使われていますが、一言でいうと他人の気持ちを察するといってもよいでしょう。
良いサービスには、良い忖度があり、良くないサービスには、良くない忖度があるのではないでしょうか。

 
不用品の回収とは、体を使うことの多い仕事ではありますが、何かとお客様と接する機会の多い仕事の一つでもあります。
サービスの名に恥じないことはもちろん、お客様に対する「おもてなし」「忖度」を常に心がけ、喜びと感動を与えられるよう本年も頑張ってまいりたいと思います。
よろしくお願いいたします。